「オザークへようこそ」を観た感想。※ネタバレ無し
Netflixオリジナルドラマ、オザークへようこそ。
シーズン3まで配信済みで、シーズン4で完結予定(配信時期未定)。
なんとなく観始めたら、1話の序盤で即好きなタイプのドラマだと感じ、
仕事の日も時間を捻出し、4日で10話観終わりました。
あらすじ
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シカゴで財務顧問(ファイナンシャルプランナー)をしている主人公のマーティ、
ある日ボスを怒らせてしまい、妻と子供2人を連れて、リゾート地・オザークという街へ移ることに。
土地勘もコネもない地で、8万ドルの資金洗浄を命じられ、自分と家族の命を守る為、マーティは奮闘する。
主人公のマーティ。
最初めちゃめちゃ冴えないおじさんかと思ったら、頭が切れて数字が抜群に読める、いわゆるデキる男でした。
感想と魅力
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1話の中盤まで観ると、「これブレイキングバッドっぽいなー」と思いましたが、そのまま観進めると違った魅力に気づきハマりました。
◆魅力1:資金洗浄をするために、主人公が走り回る
シーズン1を観る限りは、大筋の流れはブレイキングバッド同じ(麻薬を作り捌くか、お金を動かすか)だけど、やってることが違う。
例えるなら、夢追う少年が主人公の、サッカー漫画か野球漫画、か的な感じ。
オザークでは資金洗浄をするために、問題にぶつかり、アイデアを絞り出し、解決していく。
麻薬の精製と売買とは違う問題が起き、違う解決法になるので、面白い。
◆魅力2:キャラクター
主人公のマーティはもちろん、その家族(妻、娘、息子)、同じ家に住むことになる余命1年半の老人、地元のヤンキー家族、ホモでサイコパスなFBI捜査官、渋いカルテルのボス、オザークに古くから住む訳ありな一族。
マーティを中心に、それぞれの思惑が絡み合い、混沌を生み出す!
シーズン1ラストの10話目も、「こんな広げて終息する!?」って不安だったけど、「おぉ!流石!」という感じで、、、からまた衝撃の展開があり。。。
癖のある登場人物たちが物語をかき乱しっぱなし。
◆魅力3:オザークという土地
シカゴから車で6~7時間ほど離れたミズーリ州にある、実在するオザークというリゾート地が舞台。
人工的に作られた巨大湖があり(九州と同じくらいの面積!!)、それも物語の重要な要素として絡んできます。。
話が進んでいくと、どうやら訳アリなヤバい土地なんだな。。とわかってくる。
これはシーズン2以降、さらに魅力的な要素になるんじゃないかと期待してる。
◆その他:10話の、あるシーンの長回しが最高。
個人的に長回しがめっちゃ好きなんですが、オザークはそこまで無かったように思う。
ただ、10話の終盤、超重要なシーンでの長回しは最高だった。
あそこをああいう風に撮った製作者たちに感謝。
関係ないけどストレンジャーシングスのシーズン2の、たしか3話の、モトリー・クルー/Shout At The Devilが流れるシーンでの長回しもめっちゃ好きなので、みんなに観て欲しい。
まとめ
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1シーズン10話なので観やすいと思う。
今年のお盆休みは帰省もしづらいと思うので、家でオザークしましょう。
一応リゾート地が舞台なので、夏っぽさもあります。