Netflixオリジナル「ザック・エフロンが旅する明日の地球」が面白い
俳優ザック・エフロンと、健康ライフ(?)専門家ダリン・オリエンが世界中を回り、エネルギーや水、食など、人間が生きていくうえで欠かせないもののあるべき姿を見つめるドキュメンタリー。
現在シーズン1、8話配信中。
ザック・エフロンが好きなのと、世界中の美しい景色や文化が見れるのかなーと思って観始めたら、内容がめちゃくちゃ良かった。
自分の生活も見直さなくちゃと思いました。
感想
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・環境問題の提起と、それをどのように対策しているのか、専門家の話が聞けて面白い。
・ザック・エフロンのナレーションが面白い。
・ ザックとダリンの会話を見ているのが面白い。
1話約35分くらいなので観やすい。
環境への意識がすごく高まった気がする。
1話ごとの感想
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アイスランド:持続可能エネルギー
最近観光地として人気のアイスランド。
火山と滝が多くて 国の電力を100%そこから生み出してると。(水力70%、地熱30%)
パンを器具に入れて、地面に埋めておくだけで焼きあがるというほどの地熱パワー。
自然の圧倒的力と、それを有効活用する人間の賢さに感動した。
フランス:持続可能な水の供給
地域毎の水の成分と味の違いや、パリの水道事業について。
パリは民営化していた水道事業を2010年に再公営化。(日本は今、民営化に向けて法改正したところ)
一時期2倍くらいに跳ね上がった水道代を適性に戻し、水質も改善したと。
ミネラルが大事!
コスタリカ:社会(食文化や教育など)
動物の保全活動や、自給自足する小さな村(エコビレッジ)について。
コスタリカは「地球幸福度ランキング」で1位らしい。(軍隊を持たず、その予算を福祉に使ってると)
授業や宿題がない学校で複数の言語を話せるようになった子がいたり、教室に本物のナイフが置いてあったり、子どもの能力を信頼しきってる感じ。
頼られたときに頼りになる親でいたいと思った。
サルデーニャ島(イタリア) :長寿
人口に対して100歳以上生きる人が多い地域で、その食文化や生活を見る。
高タンパク低炭水化物が健康に良いと思ってたけど、長生きするならその逆らしい。(タンパク質取りすぎると癌の確率上がると)
何事もバランスが大事。
長生きしたいけど、それは病気にならないことが前提。元気に長生きしたい。
リマ(ペルー):持続可能な食
ポテトの品種を保管する施設に行ったり、りんご農園に行ったり。
インターステラーで「オクラが育たなくなり、次は小麦…」みたいなシーンあったけど、現実に起こり得る。
そういう事に備えて色んな国で色んな作物を保管してるらしい。
実際そうなったらスノーピアサーみたいに、一部の権力者で本物の料理を味わって、庶民はお腹満たすだけの味のない食べ物を食べるんだろうな。
地球環境を守ろう!
プエルトリコ:持続可能的な生活インフラ
2017年9月に襲来し、4600人の死者を出したと言われるハリケーン「マリア」。
その被害の爪痕が残る都市サンファンを訪問。
死者数はハリケーン襲来後も伸びており、インフラの喪失によって、十分な医療が受けれなかったことも原因らしい。
そんな中、ハリケーンが来る数年前からオフグリッド化(電力の自家発電)したり、水も1500L貯蓄できるようにしたりしていた、宿泊施設があって、そこは何とか生活するうえでは問題なかったと。
復興の鍵は人と。
ロンドン:環境破壊と対策の活動
まずは交通で発生する大気汚染問題を解決。
→エリア侵入時(?)の渋滞税、自転車や公共交通機関の活用など。
テムズ川でのゴミ拾いは量と捨ててある物がスゴい。川のゴミは上流から下流へ…。
壁や屋上の緑化はすごく良い。
養蜂が環境改善に繋がるのも面白かった。
イキトス(ペルー):ジャングルでの生活
小さいボートで向かう村。森の中で木の実とか、木の幹とかから食べ物や薬を調達する。
ヨモギ蒸しみたいなやつ気持ちよさそう。
カムカムって木の実がめっちゃ栄養豊富で美味しそうだから食べてみたい。
この村にいるときに、相棒ダリンの家が山火事で焼失したと連絡が入る。
ジャングルの村の人たちも言っていたが、ここ数年は環境が急激に変化していると。
山火事も温暖化で気温が高く、乾燥し、強風だったことが原因で被害が拡大したとのこと。
まとめ
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・ゴミはルールに従って捨てる。
・そもそもゴミを出さないようにする(マイボトルとか)。
・自分が口にするものが何なのか知る
消費する生き方から脱却しよう!